「浜松シングルスがありますよ~・・・・  スマッシュが運営当番になってますぅ~・・・  ご協力をおねがしま~す。ついでにシングルにも出てくださ~い。」  リエちゃんからメールが入った。
 浜松シングルス大会が舞阪マイドーム開かれた。会場に着くと協会の本部運営委員の方に駐車場案内係を頼まれた。体育館前の駐車場はバドミントン関係者は使用出来ない。何台か案内をしていると車の後部座席に座っている可愛い女の子がこっちに向かって一生懸命手を振っている。
 「だれだっけ?・・・」 そのまま運転手さんに向かって少し離れた駐車場を案内した。暫くしてあの団体さんがやって来た。笑顔の主は近くに住む蜜柑大好きカスミちゃんだった。二十歳前、いつも元気いっぱい、その度元気を頂いている。
 スマッシュは大会主催で大会運営は慣れている。コート張りから片付けまで。中でも試合をスケジュールに従っての試合進行は得意中の得意。力強い味方リカちゃん・リエちゃんがいる。
 「コールします。第8コート3部・・・スマッシュこうちゃん・・・」
こうちゃんは超初心者!ラケットを握り半年余り。ダブルスでは同僚シュン君と浜北大会に。何もかも一人でやらなければならないシングルスは初めての体験。心配のあまり直前の練習時、部長のちいちゃんに手ほどきを受けていた。試合を終えやって来た。
 「ははは 動けませんでした・・・」 「打てませんでした・・・」 「これから頑張ります!!」  いつも前向きの姿勢が素晴らしい。
 7月の大会、今日も外気温は32度超え。選手にとっていい条件ではない。やっぱりいい季節での会場確保が難題だ。スマッシュの大会も浜松バド協とかち合うことが多かった。館内は蒸して暑くなっている。途中換気のために中断することにもなった。
 スマッシュ当番。大会に出なくても部員達がここぞとばかり駆け付けた。きわちゃん、リカちゃん、リエちゃん、ちいちゃん、酒中さん、愛息を連れミッチー夫妻もやって来た。
 「こう暑くちゃたまらんねぇ~・・・」 汗一杯のユイト君に話しかけると・・・
 「ハハハ、あそこいいですよ。幼児室、エアコンかかってます。」 ミッチー達と一緒に行ってみた。
 「天国じゃん!」 ちょっとっていうか暫く僻処置にいた。            
本部席運営の皆さんゴメンなさい。でした

 「お久しぶりです。」 綺麗なお姉ちゃんに呼び止められた。デリカのマキちゃんだった。遠い昔、長い間あちこちの混合大会で対戦した。社会人から始め今では2部、ずいぶん努力したみたいだ。プレースタイル、"お嬢様プレー"も変わっていなった。コートの中、優雅にふるまっていた。デリカの熊兄ちゃんにも外のアイスクリーム自販機の前で会った。スマッシュ部員は恥を知らない。熊兄ちゃん、同じデリカクラブの女子部員にアイスを奢っているのを見て・・・
「私んのも!」 「じゃあ私も」 「ついでに俺んのも!」・・・・ 蒸し暑い館内でのアイス美味しかった。みたいだ
 自販機の傍らに 近づく七夕で七夕飾りが飾られていた。子供達の「お願い」が目に入った。見て驚いた。
 「お金をひろえるように!」  「おかねを1まんえんひろいたい」  中には「金・金・金・金・金」  全て『金』にまつわるものばかり。子供達の飾るときのタイミングでそうなったのかどうか計り知れないが なんだか悲しかった。あの桃田選手が違法賭博でバド協会から処分を受け 「一生懸命バドをすればお金が稼げる」との夢を壊しました。」と反省した。いやいや子供たちの夢ってそんなことはない。「バドが上手くなりたい!」「バドで勝ちたい!」だろう・・・子供達ってもっと純真だ!と思っていた。一面では桃田選手も子供たちをよくとらえていた。この世の中、子供の世界にも拝金主義がはびこっている。この国の将来が嘆かわしい。
 スマッシュ部員の成績は・・・3部で勝てなかった4部候補アッキーが堂々の3位に入賞。笑顔で写真に納まった。
 「今日はみなさんご苦労様でした。おかげさまで大会を終えることができました。・・・・」 最後に部長ちいちゃんのあいさつで無事に締めることができた。湿気で滑るコート面での大会を余儀なくされたがけが人もなかった。
 「あれ~さっとんの写真、後ろ姿しかない!怒られちゃう~~」 とんだ大失態をしてしまった。次回はちゃんと正面から撮ろう!!
 
 
 「ピロピロ~~~~」
金曜日、定時にお仕事も終へ ちょっと一服  いっちゃんからメールが届いた。 「今日の練習、日曜の大会にいきませんか?」
極冷え缶ビールを取り出した瞬間、巧妙なタイミングだった。マズイ、行動が時間単位でバレバレじゃん
「はいはい、練習にも日曜大会にも行きますよ~  今日のビールはお茶にしときますよ~」 
ひところ通いだした練習もサボり気味、読まれている。
 第52回浜北混合大会が総合体育館で開かれた。参加チームは63。静岡フェスティバル大会と重なり小規模な大会となった。スマッシュからの参加チームも多く、大会本部席に常駐する者がいないと大変なことになる。
 会場に着くと ペアを探し出せずf(^^; 面白さ半減、運営のみのガミー、酒中、タッキー、いっちゃん、ちいちゃん達も待っていた。会場設営はお手の物。大会参加の選手達のお手伝いもあり順調にすすめられた。
 「ようこそ大会へ!・・・・・今日は怪我のないよう頑張ってください・・・・」
今回の大会実行委員長はさっとん。落ち着いて開会の挨拶をこなした。
 部員たちの試合写真をそそくさと撮り本部席に急ぐ。大会にはスマッシュ卒業生もやってきた。遠路はるばる横浜のノンちゃん、埼玉のカトさん、福島からはナルさんが駆けつけた。
 本部席での事務のお仕事は大変。 次々と試合結果が届けられる。本部席常連女子部員達は試合に出て行ったまま帰ってこない。
 「ウグイス嬢がいません。」 ガミー、タッキーが太い声でがんばる。居合わせたアツポンⅡもコール初体験。目がショボクなり 頭も回らず書き込みの点検に時間がかかる。リーグ戦が終わると勝敗も間違えてはいないか心配になる。間違えると大変!リーグ2位まで決勝トーナメントに進め、各部5チームリーグ内3勝1敗チームが3チームなんてことが数リーグ。2勝2敗が・・・大接戦にわけわからんくなる。参加者も気が気ではないはず。試合を探し出してはタッキーに回す。迷惑をかけないかと心配したが本部席裏では聡明なおっくんが最終点検をしていた。知らなかったなぁ。おっくん、大会に運営にと頑張っていた。 スマッシュの成績はいまひとつ。りえちゃんが3部3位で今年は賞品稼ぎ。来年は2部だ!

 「今週からラケットを握ったことのないワッキーが来ます。お相手をしてあげてください。」
よっちゃんが可愛い女子を連れてきた。恥ずかしかったがワッキーと初顔合わせの固い握手をした。
 「えっ!よく考えるとこれからバド練習サボれんじゃん!」

 大会終了間際 参加者の人が本部席にやってきた。
 「うちの部員が半身痙攣状態になってしまいました。本人が救急車を呼んでくれと言ってます」
本部席で応対をしていると・・・
 「そうそう 救急医療のシホちゃんが・・・、病棟のヒロりんがいますねぇ!」 
スマッシュにはお医者さんも看護師さんもいる。時折研修医先生、医大生もやってくる。部員が急ぎシホちゃんのところに向かう。
 「これは救急車を呼ぶ事例ではありませんね。緊急以外は呼ばないでくださいね。命にかかわる本当に困った人が・・・・」
 「でも痙攣がだんだん心臓に向かっています。心臓まひでも起こしたら・・・・」
 「そうねぇ、筋肉が違うからねぇ。誰かの車に乗せてってもらえば・・・・・・」
 「酔ちゃんの車大きかったっけ・・・・担架ものせられるし・・・」
酔ちゃんが無事「日赤」へと送り届け 玄関フロアにやってきた。酔いちゃん恒例ゴミジャンケンに間に合った。
 「今日は本部席のみの人はゴミジャンケン免除です。では私とジャンケンしてください」 実行委員長さっとんが呼びかける。残念なことに常連ゴミジャンケン、お持ち帰りのトントンも賞状書道係で免除。ナカリョウ夫妻が共にジャンケン負けの快挙を成し遂げ二つのごみ袋のお持ち帰りとなった。新たな伝説の始まりだ・・・
 よっちゃんからメールが入った。よっちゃんのお友達だったみたいだ。
 「病院で点滴を受け快方に向かいました。歩くこともでき、おにぎりも3個も食べたそうですよ。ご迷惑をおかけしましたと言ってます」
あ~あよかった。何とか無事に大会が終わった。
イェェェェイ!空前絶後の超絶孤高のスマッシュ部員!伝説を愛し、伝説に愛された女。●●、無●●食、床とのタイマン、スマッシュ全ての伝説の生みの親!
そう、我こそは・・・とこんな昔の話を知っている部員はもう数少ない。以前、私はスマッシュのレジェンドだった。今回、しばらく身を潜めていた私の代わりに
我が家に生息しているUMAが華麗に伝説デビューした!。あれは、第一志望の受験が一週間後に迫ったとある日、塾が終わって家につく時間帯のはずのUMAが
中々帰ってこない。電話しても出ない。まさかこんな時間に、、、遊んでる? いらいらしながらお風呂に入って出てくると、UMAから着信があり、折り返したけど
結局スルー。仕方なく、確保に出かけると、、、潜伏先と思われる場所に、2台のパトカー、、、警察官、、、となぜかUMA!まさか補導されしまったのか?
と駆け寄ってみると。「お母さん、今UMAさんが車と接触事故を起こしまして」と警察官。
マジ?車と接触し負傷したのは聞き手の腕と腰。おいおい。1週間前に事故ってくれちゃってどうすんの?バドで選んだ大学なのに、やばいじゃん!
色々と警察からの確認が終わり、帰ったのは23時30分。自転車は後ろが変形して廃車、UMAは打撲など、ほんとついてない!
それから、1週間後、大学の推薦入試。高い倍率、高い偏差値、不完全な体。。仕方なく車送迎に。
1日目、国語の●●金次郎の話に感動しちゃったよー~。英語は時間がなくて、最後適当!なんてのんきに言ってる割に帰ってから塾に行くあたり、不安だった
と思われる。
2日目、、、事件は高速道路で起きた!!
豊田付近で後部座席から発せられた「筆記用具忘れた」の一言。今日って、入試だよね?受験だよね?筆記試験だよね?「あんた朝確かめなかったの?」
とキレる私。「だって、受験票と財布は言われたけど、筆記用具って言わなかったじゃん」と逆切れUMA。私なの?私が悪いわけ?自分の持ち物って自分で用意
するんじゃないんですかぁぁぁ?どれだけ人のせいにすれば気が済むんじゃ!ということで、急いでSAに寄って全て定価の高級筆記用具を調達。余裕をもって家を出た
おかげで、何とか時間内に大学付近に到着できたけど、本当に焦った。試験を終えて戻ってきたUMAに今日の様子を聞くと開口一番「あのシャープ書きづらかった」
。。。おい!そこじゃねーだろ!!!ホントこいつは何年一緒に生活していても理解できない・・・
それから合格発表までドキドキの日々だった。
発表当日の午後、UMAに「どうだった?」と聞くと「怖くてまだ見てない」・・・おい!学校へ合否報告もしなくちゃいけないから、見てよ!
ということで、大学HPから結果を確認させた。  結果は皆さんの知るところになります。

近いうちにきっとまたUMAは伝説を作ってくれると思います。皆さんへ爆笑のネタを楽しみにしながら、これからも温かい目で見守ってやってください。

以上 伝説の女王 ●●ぴょんでした。
 
 3月吉日    受験でのシングルス?大会  伝説の女王の息子

2018

 7月3日(日    浜松シングルス大会  舞阪 舞童夢
 2015 11月1日 (日)  晴   浜松団体戦 秋の陣  浜松メインアリーナ
 2014 8月30日   (土)  晴時々曇 新人歓迎会 & 送別会   ケイズダイニング
 2014  6月 7日  (土)  雨後曇  第53回浜北オープンバドミントン大会  グリーンアリーナ
 2013 10月 25日  (金) 大雨  11月最終金曜練習日機関紙発行日 浜北体育館 
 6月25日(土)    ビアガーデン  浜北プラザ屋上
  第56回浜北混合大会が開かれた。大会会場確保も至難の業。グリンアリナを借りる浜北地区外の団体も多く、以前のようには借りられなくなっている。今回も土曜日。参加チームも少なくなると予想されたが県外の参加チームも年々増え、多くのチームが集まった。
 アナログ伝達「NES BIRD」は毎月一回発行されている。機関紙部会は毎月一回開かれている。編集担当になった機関紙部員達は記事集めに必死。先々月の部会の時、きわちゃんから申し込みがあった。
 「今度の混合一緒に出ていただけませんか?」
 「ぼ、ぼっぼくでいいんですか?」  「ボク、頑張ります!」
近年、大会があっても実力が実力だけにペアが見つからない。この一年間バド大会に参加できないでいた。今回の混合大会では実行委員にも選ばれていた。大会の運営参加だけでは物足りない。きわちゃんが救い天使になった。
 小雨の降る中、傘もささず小走りに体育館に向かうと前からカスミちゃんが可愛い笑顔で・・・
 「クツ忘れちゃいました。」
 「よかったじゃん!ラケットじゃあなくて・・・」 小さい声で慰めてあげた。
少し遅れて館内に入ると部員たちが会場準備に忙しく動いていた。子供も二人になった与羽娘はバドが大好き。育児に忙しく、練習にも参加できないでいる。今日は会場準備だけでもと駆けつけた。一生懸命コート作りをしている。練習に来られない他の部員達も何名も応援に駆け付けた。練習ビジターの人達も審判台運びやネット張りのお仕事をこなしていた。転勤で福島に行ってしまったナルさんも出張で近くに来たみたいだ。大会司会に頑張っていた。やっぱりみんなバドが好きなんだなぁ!
 本部席にいたキワちゃんがやってきた。
 「後30分くらいでコールされますから。」 
ラケット準備、クツ準備チェックしていると・・・
 「あっ!いけねー。短パン忘れたわ。家に取りに行ってくるで・・・」 短パンなしにはますますもって動けない。かすみちゃんとおんなじになっちゃった。
 「今度の大会で審判できるようになりたいです!」
ミカチンもバド大好き娘。主審は未体験。今回の大会のいい目標になった。選手達がコールされてコートに集まると・・・
 「ちょっとここにいて間違えないよう見ててよ!!」 お願いされた。
 「すみません。今日初めて主審します。」「失敗しないよう頑張ります!」
ミスもなく、ゲームも途切れることなくやりきった。
 「ハーハー、死にそうです。」
タッキーは富巫女さんにペア探しに目をつけられた。富巫女さんは前衛専門。タッキー後ろで動き回っていた。1ゲームはなんとか耐えるも相手チームに作戦バレバレ。酷い目に合ってしまったみたいだ。ナカチャンペア、見事優勝!遠くから来たカトさん、よっちゃんペア頑張るも賞品まであと一息。アッキー・キナっちゃんペアも息ピッたし。ペアウエアで挑んでいた。りえちゃんも本部席に貼りつき、定番ペアで力を尽くす。りかちゃんは本部席にどっかり腰を据え、育児にまわったオックンも駆けつけ、ほぼ時間通りに大会をやり遂げた。
 大会後には恒例の方付けゴミジャンケン、みんなで記念撮影。ハートだのVサインだの決めポーズを作る。
「今年の決めポーズは・・・・」 ああだこうだ騒いでいる。誰とはなしに「今年は五郎丸だよねぇ・・・」
「ははは、昔はカンチョーって言ってたダニ」
 「次、試合なんですけど中ちゃんがいません」
 「おかしいなあ~さっきまでここにいたんですけど・・・・」
 「きっとトイレかも・・・、ボク行ってみます。」 夕ちゃんが心配して探しに行く。
 「いませんでしたぁ~。」
 「女子トイレは行きました~?」 男子部員が茶々を入れる。  「ボ・ボクそこまでは行けません。」
 「じゃあわたし女子トイレに行ってみます。」 「でももしいたらキモイです~」 きわちゃんは真面目で一生懸命、涙顔で探しに行く。
 「いませんでしたよ~・・・・よかったです~」
 ちっともよくないf(^^; しばらくすると中ちゃんが現れた。
 「中ちゃんいました~ 寝てたみたいです~」 「間に合いました~!」
 第53回浜北オープンバドミントン大会をグリーンアリーナで開催した。昨年秋入部したばかりのきわちゃんが実行委員長。準備は万端。スマッシュ部員は運営に試合にてんてこ舞い。参加チームは土曜開催となって少なめの80チーム余り。参加チームが少ない時には時間も十分取れ、より楽しい社会人らしい大会も行うこともできる。いつもの各リーグの1位勝ち上がりを含め、各リーグ順位別にトーナメント戦、リーグ戦に参加できるようになっていた。参加者は最低4試合は出来ることになっていた。秀才おっくんが運営に加わり、大会の進行も前と比べ随分効率的になった。
 「だれかボクと組んで大会に出てくれる人いませんかねぇ~」
このところ2・3年大会に参加していない。大会どころか練習参加もままならなかった。手を尽くしていると締め切り間際、奇特な部員を見つけてもらった。
 「タッキーがいいといってますよ~・・・どうですか~?・・・ほとんど介護状態だといってあります。」
 「ああ、ボクが前に『最近加齢臭が・・・』って言った時 『はははそれってシシュウじゃないですか?』って言ってたユーモアたっぷりのタッキーですか?ははは・・・喜んで!!」
 大会にはタッキーと参加した。勿論3部!このところ練習には連続3回出席!練習をするとやたらリキんで体も硬くなり、反応も遅くなり、最初の一歩で足を出すことが出来ない。勿論パワーもなくなっていた。ラケットにシャトルをまともに当てることさえできず空振りを繰り返した。が、今日を目指し調子は徐々に上がった。
 「兎に角、怪我の無いように!後日に祟らないように!」 合い言葉を試合直前に確かめ合い試合に臨んだ。予選リーグも2位リーグもボコボコになることもなく、なんとか無事に参加することが出来た。
 他の部員達も頑張った。女子1部で与羽娘、ヒロリンペア準優勝!3部ではリカぴょんタカエちゃんペアも準優勝! 男子1部では真面目なオックン・いつも面白い中ちゃんペア4位、埼玉から駆けつけた卒業生、カトさん・大会には燃える酔也ペア4位、いつも冷静アツポンⅡ・情熱のミッチペア、男子2部ではコーキー・タックン新米パパペアも頑張り、女子2部では可愛い笑顔のさっとん・富巫女ペア4位、バドに燃えるきなちゃん・いつもニコニコ、二十歳のかすみちゃんペアが参加した。4部参加者が少なく3部参加となったきわちゃん・いっちゃんペア大健闘!。大会進行運営をりえちゃん、部長ガミーが一手に引き受けた。応援にはさっちゃん、よっちゃん、マーくん、金曜練習見学のカトⅢが差し入れ持参で応援。
 大会運営席の後ろの部屋は控室。日頃の練習では部員たちの情報交換の場になっている。
 「○○ちゃん、カレシ出来たぁ~」
 「う~ん まだわかんないけど・・・出来たような出来てないような・・・・」
 「ど・ど・どこのひと~・・・」
 「ちょっと遠くですぅ~・・・・」 「遠距離ですか~・・・」 独身男子部員にはちょっとショックキングな出来事が・・・・
 「わたし最近仕事始めました~」 与羽娘ちゃん、若い時努力して取った資格が活きたみたいだ。・・・・ 
 「またスマホで彼氏といちゃいちゃしてるだら~」  「違いますデズニーのゲームです。すごくはまってるんです。・・・それより・・介護の学校の実習・・・・超キモイんです~」 カスミーナの人生経験・社会勉強が始まってる・・・
 スマッシュ部員達は最後まで協力して大会運営、試合参加をやり遂げた。バドを通じ人の繋がり 和、輪?、話? 拡がっていく。
 大会終了後の「恒例ゴミジャンケン」、ジャンケン前に中ちゃんが率先して一番大きなゴミの袋を笑顔で持ち帰った。
 出来上がりつつある新体育館 
ここで大会開ければ・・・
 6月19日(土)    浜松男女団体戦  浜松サブアリーナ

2016

 11月14日(土)    第56回浜北オープン混合大会  グリーンアリーナ

2015

 第54回浜北オープン混合大会が開かれた。久し振りに大会の実行委員に選ばれた。今回の実行委員長はナカリョウ。事前に会合が何回か開かれ準備はばっちり! 役割は富巫女さんと当日の開会式の司会進行と競技上の注意事項の発表。掲示板の準備、試合結果の書き込みがお仕事だった。毎回のことで部員達も大会運営に慣れていて、時間のある部員達が手助けをして会場設営・運営をしている。
 「熱が出ちゃいました。運営は無理みたい。」  富巫女さん、高熱風邪ひき。 「誰かに代役頼んでみて!」
 会場に着き周りを見渡すと 「あれぇ!ナカチャンも風邪ですか?」 ナカリョウ、マスクをして本部席を設営していた。可哀そうに休めないんだね実行委員長はf(^^;! リカちゃんがいた。 「誰かいませんかねぇ~」
相談しているとブンちゃんが控室にやってきた。文ちゃん、実行委員でもなく、試合も出ないのにこの日の為にやって来たのだ。
 「分かりました!司会をやります!」 あ~あよかった!快く引き受けてもらえた。
 今回スマッシュ部員の大会参加者は多くはなかった。子育て、出産ラッシュで女子選手が少ないのだ。また、丁度この地方で行われる県バド協の大会と重なってしまい参加チームも50数チーム。少ない参加チームだったが その分 試合数も多くなっていて参加者には一日バドを楽しんでもらうようになっていた。
 今年最大の台風とニュースで伝えられている18号が浜松に接近中。明日には上陸するみたいだ。台風にも自然の中でそれなりの役割はあるとは思うのだが大風や大雨は有り難くはない。とりわけ農家にとっては致命的な存在だ。体育館の屋根に強く弱く大粒の雨が落ちる音が聞こえ、風雨の強さが感じとられる。一日中畑が心配だった。畑を心配しているのは僕ばかりではなかった。
 「私んち、ミカン農家なんですよ。台風の大風は蜜柑を傷つけてしまうんですよ。」
きわちゃんちの実家も農家みたいだ。きわちゃんとペアを組み4部で大会に臨んだ。毎回毎回練習試合はミスだらけ。イマイチだったがこの2週間での練習時間はクラブ一。クラブのみんなも低レベルな僕達に合わせ、お付き合い練習、みなの叱咤に励まされた。
 4部は3チームエントリー。他の部に比べ超寂しい部になっていた。1試合目、1勝1敗で3ゲーム目に勝敗をかけた。20-19であと1点取れば勝利。ここで猛練習の甲斐なく3連続痛恨の凡ミス。意気消沈。敗れてしまった。で、2試合目。1試合目で負けてしまったチームに相手チームと如何に戦うか教えてもらった。リーグ戦、最後に三つ巴、2-0で勝利すれば優勝できるのだ。気合が入る。男子に上げない作戦で、上げたら打たれたシャトルを拾う作戦で臨んだ。凌ぎに凌ぎ、粘りに粘ってこれ以上ないという結果で勝利を得た。奇跡の逆転優勝!僕達に勝ったチームは3位になっていた。きわどかった。部長ガミーがやってきた。「良かったですね!来年から浜北大会はきわちゃんと3部ですよ!」 嬉しさ半減、大変なことになってしまっていたのだ
 「機関紙の記事集めないと・・・」 りえちゃんがニコニコ笑顔でやってきた。富巫女さんと10月号機関紙発行編集担当だとすっかり忘れていた。今月はクラブのお仕事が多かったのだ。大会終盤は記事集めに必死。部員たちの顔を見るなり
 「今日の感想をお願いします。何でもいいから書いてください!」 頼みまくった。
 「えっ!わたしも書くんですか?」
スマッシュガミーのペアのドロップユカちゃんにもお願いした
 「そうなんですよ!月末の発行でクラブの機関紙を見た部員は人の記事見てこの人も部員だ!ってインプットされるんです。アナログもいいとこあるんですよ!」  そういえばf(^^;遠く埼玉から参加、キナちゃんのお相手をしてくれた(感謝感激!)カトさんにもお願いしてしまった。
 自分の試合や記事集め、お写真をとったりで楽しい出来事にも気が付かず 今回も面白味のない日記になってしまった。 とほほ

 昨年来5名の入部者を迎え(多分?)久し振りに新人歓迎会が開かれた。今回は急遽さっちゃんのご主人が来月末から関東に転勤、お別れ会も兼ねることになった。会場に早めに着くと続々と部員たちがやってきた。近くに与羽娘ちゃん、ジョコ、ミッチ、中ちゃん一家、きわちゃんが席を取った。新人参加者は3名。
 「わたしも新人ですよね!」
 きわちゃんは昨年秋に入部した。
 「そうそう、新歓をやってもらうまでは新人だで!」   「そういえばお付き合いはどうなった?」
男子独身部員の代わりに聞いてあげた。 「えへっ!・・・・・・・」 遠距離のお付き合いは大変みたいだ。
中ちゃんが・・「遠距離じゃ我慢できないもんね!」 中ちゃんとは違うと思うけど・・・・。只今募集中!になったみたいだ。
 新顔のオーツカ君もあちこち挨拶、ここにもやってきた。
 「転職って今まで何の仕事してた?」
超一流医療施設で働いていたみたいだ。勿体ない!話を聞くと人を相手の仕事は大変!我儘なボクにはとても勤まりそうにない。
 「Why did you come to Japan?」  ”ユーは何しに日本へ!”
ジョコさんはインドネシア人、先月入部してきた。敬虔なイスラム教徒。真面目な青年。
 「密着取材」してみた。
 「私、オ酒、豚肉ダメデス。」
 「神様に黙ってりゃ分からんからいいんじゃない?」 ・・・絶対にダメみたいだ。
 「お父さんの仕事は?」
 「父サン、母サン、農業シテマス。赤イ玉葱、ウリ、メロンヲ作ッテマス。ボクハ来年4月ニ帰リマス。帰ッテ同ジ会社ノ同ジ仕事シマス。農業シマセン。農業ハ大変デス。」 日本語が上手だ。
前にいた与羽娘ちゃんが 「ジョコさんちの玉葱外国に出すの?」 「むらむらは農家だからTPP は反対?」 密着取材された。まさか18歳の時知り合った与羽娘ちゃんが「TPP」を考えてるなんて・・・・太く・・
違うっ!・・・大きく成長したもんだ。
 「ははは、TPPは農家も消費者も困るんですよ。まあ農家は農産物輸入でも飯食うには困りません。自給自足してるから・・・。」
外国の農家、農業資本は親切で日本人に安い食料を作るわけではない。始めは安くても日本での食糧生産体制が壊れたら儲けの為に徐々に値を吊りあげる。食糧投機もへいちゃら。前科もある。そうなったときホントに困るのは一般の消費者だ。人間、命をつなぐには食べなきゃいかんし・・・・。TPPは日本の医療制度も大胆に変えてしまう。子供を持つ親にとっても大変なことだ。アメリカみたいに病気やケガをすれば莫大なお金がかかるようになる。アメリカでは子供の出産費用150万円。1日入院盲腸手術190万円。医療保険会社も儲け、お金が全てだ。なんだかんだ理由をつけ保険金は支払わない。患者のことなど勿論考えない。患者が払える分だけしか治療しない・・・と米ドキュメンタリー映画「シッコ」でムーア監督が取り上げていた。日本各地の医師会も警鐘を鳴らしている。農業医療ばかりではない。教育福祉、生活の隅々まで「大儲け」の対象にされるのだ。
 貴婦人!少し遅れてきたきなちゃんが黒のドレス。
 「きなちゃん!見違えちゃう!」
 「今日は名古屋で結婚式に出席してそのままここに来たの。・・・・」
ドレスアップはきなちゃんだけではなかった。スラリとした長い脚、白の超短パン姿でさっちゃんが笑顔でやってきた。衆目を集める。
 「ヒエッ~、やっぱりアメリカ帰り!センスが違う!」
宴会も終わり際、今日の当番幹事アッキーが重大発表!
 「えーっ!アッキーも転勤!」   「はい。3ヶ月間アメリカに出張です。」
部員達も心配。
 「英語は出来るだけぇ?」    「ははは、出来ないです。」
 「何しに行くの? アメリカで青い目の子を連れてくるのけぇ?」   「多分仕事! すると思う・・・」
ちいちゃんは中国に行ったまま。奥さんの優ちゃんも愛息と一緒に笑顔で参加。楽しく過ごしていた!
コーキーはインドネシアに行ってお腹こわし散々だったみたいだ。
香港やラオスからの留学生、日本に帰化した中国人も。
クラブにもグローバルの波は押し寄せている。


 2014 10月5日  (日) 豪雨  第54回浜北オープン混合大会 グリーンアリーナ
 2013  12月20日  (金)    部内試合  浜北体育館
 忘年会を『談笑』で行った。集まった部員は少なめの13人。幹事は志保ちゃん。電車で酒木さんと待ち合わせ。会場には一番乗り。座席に着くと間もなくひいちゃん、りかぴょん、さっとん、ミッチ夫妻、ガミーがやってきた。あっきー、マッス~、ユウちゃん・コウダイ君も少し遅れてやってきた。
 「みなさん今日はご苦労様です。今年一年楽しかった思い出は胸に、そうでなかった思い出はきれいさっぱり忘れ去りましょう!」
シホちゃんの乾杯の音頭で楽しい忘年会が始まった。
 一番奥の席に座ると前に酒木さん、新婚のミッチ夫妻が席を取った。
 「いっこちゃん、お料理してる?っていうか出来るだけぇ~?・・・」」
いっちちゃんは東京育ち、しかも新宿ビル街に長い間生活していた。鍋釜・・・お料理道具なんて見たことない!我々田舎もんとは違うのだ。新宿には大根人参を作る畑もないし、屋敷に簡単にもぎ取れる果樹もない。裏の畑で食材を、食後のフルーツを・・なんてことは出来ない。食材はデパ地下に・・すべてここで調達出来るのだ。この地に来てからはお母さん、お料理上手なお婆ちゃんと同居。朝、時計を見ながら長い髪をなびかせ駅に急ぐ姿を何度も見ている。あの様子・・お料理が出来るなんてだれも思わない。
・・・子供の時からずっと田舎住まい。「炊飯器はあるけどコメが無い」 「包丁はあるけど俎板はない」 「朝食はコンビニのあんパン」
 「冷蔵庫は空っぽだけど冷凍庫はいっぱい」なんて旦那様に言われている女子部員もいるけどf(^^; ・・・
 「ちゃんとしてます」 頬を染めてお返事。隣でミッチがほほ笑んでいる。
 「いっちちゃんの手料理美味しかったですよ!私一度新居に招かれそん時食べたことあるもん!」
りかぴょんはクラブの主。クラブのことなら何でも知っている。いっちちゃんのお料理、美味しいみたいだ。
 酒木さんがひいちゃんに微妙な眼差しを・・・・・
 「ひいちゃん ジャズダンスはどう?・・・メンバーを募集してるの・・・」
 「えっ!ジャズダンス。盆踊りだったら自信があるけど・・・町内会でやってたから・・・ジャズ、私に出来るかしら?」
ひいちゃんはすっかり乗り気になっている。
 「富巫女さん前にジャズがすきって言ってたけど・・・・」
 「そうねぇ、木曜日の日課だった手話教室も終わったし木曜だったら・・・・やってみようかしら?」
先月酒木さんに誘われジャズダンス発表会にいってきた。何歳ぐらいの人が踊ってるの?って聞いたら「大体30歳くらいかしら」って言ってたけど年金をとうに貰っているくらいのチームから幼稚園に満たない子供達のチーム。で、平均すると確かにそのくらいの年齢層だった。っていうかレオタードの若い人はいなかった。酒木さんはセンター、上手にリズムよく踊っていた。セレブたちの好奇心は尽きることはない。膨らむばかりだ。 「お酒が回ってきましたよ。マッス~からです」
 隣のひいちゃんが笑顔で美味しそうなお酒の入ったコップを手渡してくれた。遠くの席を見るとマッス~が乾杯のポーズ!嬉しいじゃん!マッス~とはいままで一度も練習したことなし、ゲーム練習のペアにもなったことないし。ましてやペアで大会にもでたことない疎遠の中だったのに!すっかり気をよくした。とことこ隣に来てくれてお話もちょっとだけできた。マッス~っていい子じゃん!こんないい子だとは思わなかった。
 みんなと充分お話もでき、お酒をいただき、美味しい雑炊も平らげ気持ちよく帰りの電車に乗った。電車は忘年会の客を満席乗せていた。つり革に手をかけるとアジアの人っぽい若い男性が・・  「よかったらお座りください。」 綺麗な流暢な日本語で席を譲られた。ボクまだ若いし、席を譲られるほど酔ってなかったけど好意に甘えた。お話をしてみるとお兄ちゃんはマレーシアから研修生として来ていたみたいだ。リー・チョンウエィのお話で盛り上がった。バド話で見ず知らずの外国人とお話しできるなんてバドの趣味を持ってホント良かった。スマッシュでは若い人たちともお話しできるし、バドも付き合ってもらえるし!
 

2014

 2013 10月 6日  (日)    第52回浜北混合大会 浜北総合体育館 
 2013 12月21日 (土) 忘年会 遠鉄自動車学校前  『笑談』
 毎年恒例プラザビアガーデン・・・・じゃあなかったみたい。 「多分5年ぶりですよ!・・・」 久しぶりにビアガーデンが開かれた。タックンの「早くおいで」の連絡で急いで会場に向かった。何年か前からのスマッシュ結婚ブームで宴会には子供たち同伴で参加する部員たちも多い。微笑ましい。子供たちもプラザで見るもの聞くものすべて楽しそう。みんな目が生き生きしている
 「あ~、カメラ忘れた~~~~」
最近忘れ物が多くなった。もともと忘れっぽい。忘れるのに時間はかからない。振り向けばいいのだ。この日記、写真がないことには惹き付けるものはなにもない。ガラケーのレンズも野良作業の仕事柄傷だらけ。綺麗な景色を撮っても白い靄。何も映らない。
 「僕撮ります!撮ってメール添付しますから。」
 「ありがと~ ちょっと待って!俺んのガラケー。受信できんで・・・」
パソコンに送ってもらうことにした。
 前には中ちゃん、タケ君と一緒。タケ君はいつも元気一杯。会場を探索。お酒大好きパパ中ちゃんも飲み放題食べ放題している間もない。部長のちいちゃんもやっぱり元気一杯のコーチャン同伴。ちいちゃんは仕事で外国によく単独で出張。何か月も続くこともあるみたいだ。仕事では致し方ないのだろうが何とかならんのか気にかかる。まだまだ若いのに家族離れ離れの生活では不憫だ。
 隣にはブンちゃん。遠くには酔いちゃん。同級生同士だ。スマッシュにはなくてはならない団体戦、宴会の重要な部員たちだ。同じく同級生にはモーリーがいる。先日結婚したばかりだ。お祝いに駆け付けたリカピョンがモーリーの結婚式の実況を始めた。
 「あんな結婚式初めて・・・・」
モーリー達、漁船で弁天様鳥居から接岸。皆で出迎えた。恒例のケーキ入刀も凄かった。
 「ケーキ入刀の代わりに巨大なマグロに入刀しただにぃ。で、そのまま解体ショーやって・・・初めて見たにぃー・・・・」
モーリーはバドの他に魚釣りが大好き。浜名湖によく釣りに行ってたみたいだ。
 「僕も出席したかった!」 ブンちゃん残念がっている。
 ちょっと遅れて大きな愛らしい目をした愛嬢を連れ、シホちゃんが遠方から電車を乗り継ぎやって来た。
 「はるかちゃん?さつきちゃんだったっけ?めいちゃん?・・・・」
ちょっとだけ酔いが回り部員の子供の名前が出てこない。
 「違います!ユウナですよ!」 おおらかに優しく育つようユウナと命名された。みたいだ。これで名前は忘れない!?かな。
 今は東京に住む酒木さんもやっていた。酒中酔ちゃんとよくミックスに出ていた。
 スマッシュの若い新人シュン君も参加。シュン君、浜北オープン復活に望みをかけている仲間のひとりだ。
浜北新体育館は年末までに完成する。どのように貸し出されるか今のところ不明だが一般にも貸し出されるハズだ。コート数は6面。以前のように2か所を借り切っての開催も出来るかもしれないし、参加チーム限定での開催もできるかも?以前、同規模の浜北市民体育館で何回か開催した経験もある。クラブ主催の開催はクラブ員達のいいバド経験につながる。頑張って復活・・・・っていうか来年開かれれば復活でもなく場所を変えての継続かもしれない。みんなで力を合わせれば何とかなると思う。
 長い間簡単な農作業日誌を記録している。夜、その日一日の作業を思い出すのだが これがなかなか思い出せない。その日一日のことが分からなくなってしまう。「三日坊主日記」も同じだ。面白かったことも沢山あったろうに思い出せない。三日坊主掲載を恐れ忘れることも出来ないようなことを仕出かす者もいなかった。とほほ

 ナカリョウがやってきた。「困った困った!男子メンバーが足りません!締め切りは間近なんですよ!」
「他の人必ず探しますから・・・、ギリギリじゃあ心細いんですよ!・・・・是非是非お願いしたいんですけど・・・・・・」 
「え~っ! 前で立ってるだけだでねぇ!!」  「サービスしたら邪魔にならないよう隅っこにいてください」
 浜松団体戦秋の陣が開かれた。男子は団体3部、女子は団体2部。このところスマッシュは危機に陥っている。根城とする浜北体育館が建て替えられているのだ。練習日や場所が成り行きで、流浪の民状態なのだ。市町村合併で全国的に公共施設・市民サービスは大幅に減らされている。浜北体育館の老朽化で当初は浜松市公民館並みの体育館が計画されていたが、体育館を使用している数万の市民、バウンドテニスなどスポーツクラブの要望が強く、現在とほぼ同じ床面積の体育館になるようだ!が、いまのところ練習もままならない。危機は練習会場ばかりではない。この2・3年にわたる部内結婚・出産で育児に追われる部員が激増したのだ。選手の数がぐっと減る。

 「体育館係、しましょうか?」
 会場に早めに着くとミカチンが待っていた。ガミーやミッチーと協力して会場取りをしている。このところ忘れたり間違えたりして迷惑をかけてばかりだ。気のいい練習会場一番乗り娘!練習熱心なミカチンがボクの窮状を救ってくれた。助かった!あちこちの体育館、会場取りの方策を練った。
 「今日は大丈夫ですよ!メンバーなんとか足りました。応援に回ってください!」  あ~あよかった!
 応援には子供を連れたメンバーがやってきた。キナちゃんは二人の子供を。はるばる藤枝からマッス~。かすみちゃん、オックンも愛息愛嬢を連れてきた。東京に出張中の酒木さんも心配で駆けつけた。みんなバドが大好きなのだ!
 応援に応え女子部員は頑張る。凌ぎに凌ぎ、逆転に次ぐ逆転。子供を産んだ部員達はますます逞しくなっていた。
 「よっちゃん、マッス~、ヒロリンは体型変わってませんね~」 男子部員は見るところが違う。
 「ヒロリンのフォームキレイですよ。」 「フォームだけでなく全て美しいですよ!」
 「与羽娘さんだって、シホちゃんだってちょっと重たい感じがするけど だいたい前とほぼ一緒であんまりっていうかほとんど変わってないでしょ!マリリンは結婚して痩せたって言ってましたよ!」
女子部員たちのこの上ない頑張りで女子2部優勝!再び1部に舞い戻った。
 「勝つのって難しいですね!」 「全敗でした!」
男子初心者の渡辺君は初出場。相手男子1部の決め球を飄々と返えしていた。スマッシュ団体戦救世主・宴会王 酒中は日頃練習はしない。学生時代の財産で生きている。随所にその片りんを見せた。伸び盛りのアッキー、ナカリョウ、アツポンⅡ、ノディ、このところの練習不足が祟った。捲土重来!スマッシュ男子は巻き返しを図る!
 
 毎年恒例の部内試合を行った。部員達はお約束の500円相当のプレゼントを持ってやってくる。8時になると部長ガミーの号令がかかり練習中の部員達は会場入り口付近に集まる。いつもの練習より少なめの22人の部員が集まった。部内試合は団体戦で行われる。今日はふたチームに分けられた。部内試合の担当はミッチ。
 「みんなの実力を考えてチームを分けました。チーム責任者はおっくんとひらひらです。責任者のところに集まり相談して試合を始めてください。3コートのゲームのうちどちらかが21点先取したら他のゲームは打ち切りです。各コートの点数をノートに書いてください。団体戦の勝敗は総点数の差で決めます。」
 おっくんチームとひらひらチームに分かれペアが決められていく。ひらひらは気合が入っていた。
 「ここは何としても勝ちに行きます!各ゲームではより多くの点数を取るようにしてください。」
 「初心者には上級の人をつけます。他の人達は手を抜かないで勝ちに行ってください。頑張りましょう!」
勝ったチームが先にプレゼント選びができるのだ。中には500円をはるかに超えるプレゼントもある。眼の色も変わる。
 対するおっくんチームは欲のない気のいい部員が集まった。「気合いだ!キアイダァ!」 が、カツを入れても一向に燃え上がらない。
 「ジャンケンで決めましょう!」「ケガのないよう楽しんでください。」
 この地方では阪神ファンは数少ない。500円相当のプレゼントにイーグルスグッズを持参した。クッキーが阪神ファンと分かったのだ。欲しい者には何としてでも手に入れたいと思うがそうでない者には無用の長物。普段であれば最後まで残り引き取り手はいない。今年は貰い手ができたのだ。おっくんチームでジャンケンをするとクッキーとペアを組むことになった。
 「阪神ファンのペアになったね!僕達弱そうだね!」
コートに入ると相手はひらひらときわちゃん。きわちゃんは今日が初ゲーム。10月にクラブに入り部内試合でゲームデビューを目指し頑張ってきた。ラケットを持ち始め2カ月余り、周りのみんなが驚くほど上達した。素質が充分なうえに今日はこのショットを練習したい!自から要領よく練習に励んでいた。ひらひらもクッキーもバドの上級者。勝敗は前衛同士のきわちゃんとわたしの戦いによって決まる。きわちゃんの入部以来あれこれとお相手をした間柄。きわちゃんには何としてでも勝ちたかったが甘いシャトルはビシバシ打ち込んでくる。待ち構えていると予測もつけさせない方向に落としてくる。情けのないことに大差で負けてしまった。悔しい~!
 気を取り直し第2ゲーム。
 「えっ!またきわちゃん!」
相手コートにきわちゃんが立ちはだかる。相手ペアはよっちゃん。同級生女子ペアだ。こちらは男子ペア。負けるはずがない。・・・
 超初心者きわちゃんは上手だった。またまたの敗戦で今日は3戦3敗。負けてばかり。9時をまわり部内試合もお開きになった。
 「みなさんご苦労様でした。試合の結果は僅差でひらひらチームの勝ちです。」
ひらひらの目論見どうり勝利を収めひらひら大喜び!ハイタッチを繰り返す。勝ちチームはプレゼントに向かってダッシュ!充分な品定めで次々とめぼしいプレゼントが無くなっていく。ファン以外はへでもない高価なイーグルスグッズも引き取り手が無くチームメイトのクッキーのもとへ。
 情けないことに初心者きわちゃんに負けてしまったがケガ以来久し振りのゲーム、2年のブランクのゲームを充分楽しんだ。来週からはきわちゃんにゲームのコツをオシワリ次回のきわちゃん対決には是非是非勝ちに行きたい!
 
 「えっ!今日も練習ですか?」
このところ3週間練習全出席。周りの部員が不審がるのも不思議はない。この2年ぐらいほとんど練習に参加してなかった。練習の様は随分変わっていた。結婚に次ぐ結婚で子供達をベビーカーに乗せ多くの部員がやってくる。子育てだけの生活ではストレスがたまる。数十年前?二十数年前?十数年前?覚えはなくなったけど酒木さんがいいお手本、いい先輩だ。やっぱり乳飲み子を連れ練習に来ていた。微笑ましかった。みんなバドに一生懸命なのだ。
 「ははは、ワッキーちゃんの『球出し』しに来てますから f(^^ ;」
よっちゃんのお友達でワッキーが練習にやってきた。スマッシュにはバド上級者も多い。教え上手な部員も沢山いる。球出しする者さえいれば代わる代わる手取り足取り教えてくれる。見学しに来るものが女子ともなれば男性部員達の注目を浴びる。ワッキーはテニス経験者。ラケットを持つにも慣れている。適切かどうかわからないけどバド未経験がくればとりあえずフォアドライブから打ち始める。それが終わればバックドライブ。わたしの慣れない久し振りのラケット振り、球出しも上手くいかず、ストロークも上手く教えられないでいるとおっくん、カリスマ理容師がやってきた。
 「ドライブは肘を下げないで・・・・・・・バックドライブは・・・・こうして・・・・」
ワッキー、初めて打つシャトルにもすぐに慣れた。数分打てば打ちだすシャトルよりも正確で早いシャトルが帰ってくる。
 「負けてるじゃないですか!」 部員たちの叱咤激励が私に飛んでくる。練習に通うたびに上手く対応できている。数か月先が楽しみだ。部員達とゲームが楽しくできるよう頑張って欲しい。他人とバド力を争うより前回の自分、一週間前の自分、一か月前の自分、一年前の自分と比べ自分と競争し、周りのバドラーをお手本にして長くバドを続けてほしい。 バドクラブは常に入部者がいないとマンネリ化、新鮮さが失われる。とりわけ女子は大きな存在。 女子が元気なクラブはクラブも元気。 クラブ運営に大きな影響がある。初心者や新入部員がクラブの中心にいられるよう配慮も必要だ!隅っこにはおいてはおけない。30年近く続いたクラブの経験則だ。 見学者が来れば入部してもらえるかが心配、部長ガミーも心配顔でやってきた。
 「ワッキー今週金曜は来られないと言ってましたよ。」 ワッキーとの練習後の挨拶は 「今度はいつ来る?」 練習日のお約束をする f(^^;
ガミーに報告するとガミーも心得たもの・・・
 「大丈夫ですよ!今週は見学の女子が2人来ると連絡が入りましたから。」
 「大丈夫って・・・・」・・・・見抜かれている。じゃん。
 「それより『ワッキー』ってマズイですよ。」 ガミーに諭される。 「もっと可愛いニックネームをつけてあげないと・・・!」
 今日は台風27号の影響で大雨。大雨にも負けず多くの部員たちが体育館に集まった。が、来るはずの見学の女子二人組は来なかった。部員一同”来週”に首を長くして期待する!
 最終金曜は機関紙の発行日。
 「えっ!わたし11月水曜浜北とってますけど・・・・」浜北会場確保係よっちゃんが機関紙の大きな間違いを見つけた。
機関紙をよく見ると『練習日程』の水曜会場が「豊岡」になっている。「浜北と間違えてるじゃん!」
 今回は半年一回の機関紙担当発行に気合が入っていた。雨ばかりで仕事も暇だし火曜にはすべての記事を集めできあがっていた。何度も何度も見直してはいたが全然わからなっかった。よ~く見ると間違えがここだけじゃあなかった。まだらボケかも。
 「気にかかるけど恥ずかしいから黙っていよっ~と」 
 「『三日坊主日記』ど~なっっちゃってますか~・・・是非再開してくださいよ~~・・・・」
 「写真も送ります~・・・」 「送ってありますよ~・・・」   「お願いします~・・・」
最近になって部のあちこちから日記再開の叱咤激励が届く。この日記、部員たちの暇つぶしに随分役立っていたみたいだ。こんなに読まれているとは思っていなかった。頑張って書くことにしよう。  ・・・・寄る年波・・・「LINE」ってよくわからないけど部員たちはなにやらこの道具で連絡を取り合っているみたいだ。段々「三日坊主」もいらないような気がして・・・・が、頑張って書くようにしよう!
 浜松団体戦B日程が開かれた。メンバーはぎりぎり。助っ人に頼まれた。人数合わせだ。お仕事忙しく このところ長い間練習にも参加できないでいた。老廃物で首肩を痛め、仕事では温存していた利き腕をついつい使ってしまい肘も悲鳴を上げている。今日は雨。仕事も出来ずちょうどよかった。
 「この身長、中途半端です~189センチなんです。どうせなら190超えてればよかったんですけど・・・」
 「駿君!ホントだね。ちょっきり150ならよかっただに。でも大丈夫だよ!年取れば185ぐらいになるで・・・・年取るなんてあっという間だで・・・」
駿君は半年前ぐらいに入部してきたみたいだ。スマッシュには長身の人が多い。酒中君・ぶんちゃん・たっきーみんな180センチをはるかに超えている。彼らと話す時、首が痛くなる。駿君は超初心者。ラケットの握りから始め今いろいろなショットを打てるよう頑張っている。まずは楽しく打てること。動きを入れたショットはこれからだ。このところ駿君と一緒に練習することも多い。
 会場に着くと駿君がやって来た。「助っ人頼んでおきましたよ~。ビジターの杉浦君です。りえちゃんの弟分です~。安心してください~」
 「よかった~助かった~」 
 スマッシュ男子Bチームは14部。浜松最下位の部だ。ほとんど練習に参加していないなべちゃん・ぶんちゃん・たっくん・「ラケットバックにカビが生えてました~」育メンパパのコーキーのメンバーだ。リーグには5チーム。4試合連荘で臨むことになっていた。ぼくちゃん、今日一日どう凌ごうかと思い悩んで会場にやって来たのだ。
 女子Bチームは頑張った。女子Bチームも最下位部の10部。最下位部には新規強豪チームもやってくる。女子Bチームにはよっちゃん、さっとんの超協(強)力助っ人がいた。4部のきわちゃん、ケガの富巫女さん、練習不足のミカチン、クラブの重鎮りかちゃん。あれよあれよの間に優勝。スマッシュ女子はいつも元気。いろいろやってくれる。りえちゃん、中ちゃん、可愛いゆうなちゃんを連れてしほちゃんも応援にもやって来た。駿君のお友達 こうちゃんもやって来た。やっぱりラケットを握り半年ちょっと。まだ動いて打つ練習はしていない。これからだ。やっとショットのいろいろが出来つつあるところだ。
 「協会役員の方が4部認定試験?をしてくれるそうですよ~~」
浜松4部は出来たばかり。浜松協会で4部は 『バドミントン競技歴1年未程度の実力で、競技委員の推薦により競技委員長が認めた者』 とされている。みたいだ。
 「3部ですね!いろいろなショットができるし!」 「4部っていうのは本当にラケットを持ったばかりの人の部ですから。」
約半年 20回に満たない練習で二人が3部に認定された。 二人は超前向き、大喜び(^^; 根性がある。
 来月開かれる浜松シングルス大会4部にはリーグ戦ギリギリ3名のエントリー。こーちゃん一人減って浜松男子4部シングルスが消えた。

 バドクラブは若者が多い。転勤やら出世やら結婚・子育てでメンバーが次々変わっていく。クラブも大きくなったり小さくなったり。先日モーリーの結婚式にクラブ員たちが招かれた。モーリー、新婚旅行のお土産を持って応援。そういえばクラブ存続危機の時 このホームページも作るようになった言い出しっぺはモーリーだったなぁ。